自分が生きやすい生き方

優雅で丁寧な暮らしじゃなくて、生きやすい生き方を。

バチェラー3とは何だったのか〜こんな中途半端な気持ちでバラ渡されへんエンドが良かった~

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この前完結したバチェラー3が色々な意味ですごかったので、自分のもやもやをどうにか整理したい気持ちも込めて、長期的に放置していたこのブログを再度書いてみる。

家庭環境とか価値観も含めて、それぞれの方を少し分析して、こうだったらなぁ・・・とかをつらつらと。ちなみに、金曜の夜に最終話までみて、どよ~~~~~~~んとした気持ちを今も引きずっています。笑

バチェラーの説明みたいなのは書いていません!

全話見ている方向け/ ネタバレ前提なので、まだ最後まで見ていない人は注意です。

 

~前提のスタンス~

 

あの二人に対して、擁護/祝福派、過激/攻撃派 等々、色々な意見がありますが、基本的に私のスタンスは水田さん激推し!!!!かつ、あの二人に対して擁護も攻撃もしません。あの二人のことは祝福はできないが、環境が生んだ決断であることも(少し)鑑みて…ね。(もちろん、胸糞悪いよ。悲しいよ。でも、お二人を責めない水田さんを見習う。)

あと、バチェラー1,2は見てないです。 

 

~友永氏という人物~

・最初はめっちゃイケメン♡って印象でした。だからバチェラー見始めたもんね。

・彼が紡ぐ言葉は、バリエーションこそないもののまっすぐな言葉。誰かと比べたりせず、その時のその相手について言及する。(他人と比較しないからこそ、その言葉の判断基準としての信憑性は落ちるわけだが。え、あの時ああ言ったのにその子はいいの??!みたいな。だから、友永氏は発言している言葉以外にたくさんの基準があるんだろうな。言葉にしないだけで…笑。)

・結構結婚する相手にしっかりとした像があって、こいつ、、、しっかりしている?!と序盤思わせてくれた。(過去形)(特に、若くて顔が激可愛い、中身も結構しっかりしているまりあちゃんを落とした時そう思った。⇒まぁ、父性を求められたから違うな~ってのが大きいのかもね。友永氏は結婚相手に母性を求めてるから、まぁすれ違うよね。)

 ・環境面でかなり恵まれている。財力的にも、家族的にも。

・実家訪問を見る限り、ご両親は、人を職業や家柄で見ることせず、目の前の人の人となりを見ている。また、社会的に地位が高く富裕層であるにも関わらずそれをひけらかすことはせず、奢ってもいない。(実家訪問した3人に対してネガティブな発言はせず、あくまでも友永氏との関係について言及していることから。)

・兄がいて、父と同じく医師。観察眼がある。

 ⇒ここは、幼少期少しコンプレックスがあったんだろうなと予想。良いお家柄に生まれるって、それはそれの苦労がきっとあるんだよね…。

・とにかく光属性!!!!番組内で本人が言及していたように、根拠のない自信が常にあるタイプ。自己肯定感がめちゃくちゃめちゃくちゃ高い。だから素直。人を色眼鏡で見ない。だから、水田さんの過去の職業に対しても気にしない。

⇒でも、離婚理由はその場で聞いちゃうデリカシーのなさがある…。

 (正直ここはね、例えば自分が親を紹介する場で彼氏にこういうこと言われたら速攻で別れると思います。離婚って聞いただけだとネガティブに感じる要素があるのかもしれないけど、悪いことばかりではなく良い方向に向かうための決断という面が大きいと思う。というか、そういう込み入った話って初対面で聞くことじゃないと思うんだよなぁ…。(バチェラーだから、その場でしか相手の家族を知る機会はないし仕方なかったのか?)とにかく、離婚原因を相手家族を判断する?材料として聞くのはどうかと思う。友永氏が、ネガティブな経験をしていないからこその発言なのかなぁ。ここは正直、いろいろなバックグラウンドを持つ人間がいるということを学んでほしい泣

  ⇒でも、自分の親の前で水田さんのことを紹介したときは、ホステスを中途半端な気持ちでやってたんじゃない!って強く言い切っていて、それはよかったよ。そういうまっすぐなところに、水田さんも惹かれたんですよね。)

 ・でも、家族に3人の印象聞いて俺は恵が好きやねんって逆ギレしたところは

 バチェラー1笑った。

 子供かよ~~~~~~~~笑

 しかも、家族めっちゃ気使ってますやん。笑

 ここはぜひ大人になってほしいところ!

  

~岩間さんは悪い、、、か?~

・顔だけ見たら、一番最初の推しでした;;;美しいよやっぱり…。

・どうして神戸がいいの?の発言については、悪くないと思う。。どこかの記事でこの岩間さんの発言は「嫁ぐという概念へのアンチテーゼだ」と言及されていたが、その通りなのかもしれない。バチェラー応募するからって住む場所絶対ここにする!って言っているわけじゃないし。応募する時点では、バチェラーって東京在住に決まってるぜ!という固定観点があった人も多いだろうし。

・顔が美しすぎて見逃されてるが(え)、たしかに女性陣に対する強めの発言は目立つ。

・最後の最後に「恋愛感情じゃなかも」っていうなら、早めに言ってほしかったな。二人で話す機会あんまりとれなかったのかもしれないけどさー…。最後の二人になってあれ言うのは、バチェラーも酷ですよ。それ以前に言うことはできなかった?

・エピローグで、水田さんのことをそっちって言ったのはいただけない。

・フレンチ食べているときのあのあからさまな態度…笑った。あの時完全に岩間さん優位になっているから、友永氏のことが下に見えるんだよね。だから、意地悪い言いたくなるしなんでも私の言う通りにすんなよむかつくってなってるんだろうな~。かなり強く出ましたね。あの時のバチェラー…好きな女に強く出られたときの男ってあんな感じなんやな。

・友永氏との夜通しの会話を通して好きになったかも…については、正直二人がどういう会話をしたのかわからんからなぁ。そういうこともあるのかもねっていう。んでもそしたら、もう少し友永氏にヒントをやってくれよ!そしたら勇気だしていけたんちゃう!?!?

・彼女が自己顕示欲や承認欲求の塊なのかについては、まとめられてる映像だけでは判断できない。

・本当に好きかわからない発言については、実際結婚を前にすると本当に好きなのかな…って思うことはあると思うし…。う~~~ん。バチェラー1、2が結婚までいかなかった分、そこは真剣に考えていたのかも。あの時の気持ちのままだったら、確実に結婚はなかったんだろうね。(ますます夜通しの会話内容が気になるが…)

・4人兄弟の末っ子で、顔がめちゃめちゃにかわいくて、親も優しくて、まぁ甘やかされて育ってきたんだろうなっていう。友永氏が言う芯の強さとは正直違うと思うが、男に対して(惚れられている強みもあり)優位に立てるのはすごいね。

 ・ただ、「気が付くと不幸なの」にある通り、悪い男と付き合う体質?って可能性はあるよね。ん~、あの環境で育っていて自信があればダメ男を見抜く目ぐらいあるはずだが何が彼女をそうさせるのか。多分何か理由があると思ってる。

 

 

~あの場で友永氏はどうすべきだったか?~

 あの時の友永氏の気持ちを想像しながら…。

⇒岩間さんにはほぼふられた状態で、水田さんからはまっすぐな無償の愛をもらう。

⇒家族の言葉がかなりひっかかっている…俺以外みんな水田さんってなんやねん…みんな正論みたいに言いやがって…俺だって運命の人捜してるんだよ…あゆみは…俺をすっごく愛してくれる…俺だって、めぐみほどではないけどあゆみに対して愛の感情がある…ってかバチェラーの番組的にもどっちにも渡さないはないよな…

 あ~~~~~~~ん……

 

「水田あゆみさん」ではなく!

⇒「俺、こんな中途半端な気持ちでバラ渡されへん」

⇒前代未聞!バチェラーでファイナルローズなし!

⇒後日、友永氏は岩間さんに会いに・・・・

⇒視聴者「友永氏らしいやん。まぁ、ええやん。意志貫き通したやん。」

 

…ま、こんな感じならここまで論争巻き起こさなかっただろう。多分。

ま、後からならなんぼでも言えちゃいますからね。

 

~聖人である水田さんにはハイパーウルトラ素敵な運命の人を見つけてほしいという気持ちを込めて~

我らが推し(?!)水田様。水田さん。あゆ姉。抜群の包容力と明るさ、やさしさでバチェラー全体の空気を明るくしていた人。水田・ジンジャエール・あゆみ。

ジンジャエールは本当にびびった。ホステスさん的にはもしかしたら普通のこと?かもしれないけど。にしても気づかいの神。かわいい。ポジティブであろうとしている。

水田さんに対する賞賛の言葉はTwitter中にあるので見てください。

家庭環境が複雑で、鬱の家族を支えるって本当に大変なことだと思う。それでも、自分は自分で稼いで早めに自立して、家族のことも気遣って…本当に素晴らしい人。だからこそ、次は素晴らしい人と出会ってほしいなぁ。

 

今回のを見て、やっぱり女性は男性より優位にいてほしいなって。あゆ姉がバラ渡されたとき、とってもとってもとっても嬉しかったけど、それでいいの?って少し思った。

 今のままでは、友永氏より少し下の位置にいる感じなんじゃないのかなって。友永氏のあの悪気のないわがままに振り回されて疲れてしまうんじゃないかなって。そうじゃなくて、あゆ姉のことを好きで好きで好きで好きで今すぐにでも結婚したい!!!って人と結ばれてほしいなって思った。 

持論でしかないのだが、家庭環境に何か問題があった人って自分に対しての愛が枯渇している人が多いと思っていて、(自分の経験含む)それが原因で「私も愛をあげるからあんたもちょうだいよ!!!!!!」って人が多い・・・。(盛大なブーメランであり、一般論ではない)だけどあゆ姉からはそれは感じられなくて、自分を犠牲にしている愛情ではないなと思った。それが彼女のすごいところ。どこから溢れているんだろうか?

(鬱⇒離婚と経験したにせよ、そもそもはとっても温かい家庭だったのかな^^*

 だから根本がしっかりしているのかな??)

 

でも男の人って与えられすぎるとあぐらをかくというか…安心して何もしなくなるって人は多いと思っていて…あゆ姉の愛は壮大すぎて、中途半端な人にはあぐらをかく原因になりそうな感じ…。だからあゆ姉のその無限のやさしさを時にはセーブしたり、またはセーブしなくともあゆ姉以上の愛で包んでくれる人があっているのかなって。勝手な思いだけどね。

あゆ姉には幸せになってほしいと思うけど、

幸せになってほしいっていうと今が幸せじゃないみたいに聞こえちゃうから

すでに愛にあふれていてハッピーオーラに包まれている彼女が、彼女以上に愛に溢れていて包み込んでくれる人と出会えることを祈っています。

全力で!好きです!応援してます!

(私も結婚してないけどね!頑張る!ははは!)

 

  

~全然まとまっていない総評~

現実世界で散々、散々、散々、思わされてるんですよね、真実の愛なんてないよって。寝取り寝取られ、顔だけがかわいい子に彼氏を奪われ、不倫なんて日常茶飯事で。

だから、番組内だけでも素敵な恋愛見たかったよね。わざわざこういう恋愛見るためには見てないよねって。

 

 

とは、思いましたが。

でも、婚活って本当にその人の家庭環境含めた価値観がでるところ。

 そういう箇所は本当に面白かった。

次のは見るかどうかはわからないが。笑

とりあえず、バチェラーを通して水田さんという素敵な人の考え方を知れたことが何よりの素敵な出来事ですね。

 あと、野原遥さんも本当中身も外見も美しくて好きでした!

 

 

~最後に 個人への攻撃は止めよう~

 

ま~皆さんの気持ちもわかるけど、(わかるんかい)

個人やその個人の家族を、個人アカウントに突撃したりして攻撃するのはやめよう。

言っても仕方がないから。 結果は変わらないから。

攻撃している人ってものすご~~~~~~く

水田さんの悲しみに共感・心酔している人だろうと思う。

同じような辛い経験をしたりとか。

だからその気持ちはめ~~~~っちゃわかるけど、攻撃しても意味ないのよ。

それよりその攻撃のもととなる自分の傷ついてる部分癒してほしい。(何様?)

正直私も水田さんの悲しみを想像したりすると本当に本当に落ち込むし悲しくなるし

結局男は~~!!顔がタイプならいいのかよ!くそが!!!!!!!と

悪態つきたくもなりますよ。二人の祝福もできないよ今は。

でも受け入れている御本人のスタンスを見習って、自分に集中しよう!

本人に言わなきゃいい!思うだけならいい!()

 

と、いうことでおしまい。

幸せな人はもともと幸せなので不幸せな人はどう幸せになるのか

幸せな考え方の人はいつだって幸せだ。

不幸な考え方の人はいつだって不幸だ。

 

たぶん似たようなことが起こっても、捉え方と日々の過ごし方がまったく違うのだ。

 

こう思うのは、オードリー春日と若林のエピソードをツイッターで見たからである。

 

28歳風呂なしアパートに住んでいて、仕事がうまくいっていなくても、

春日はゲームをして友達と笑っていられれば幸せなのだという。

 

それと対比して、若林はもっと名声が得られたら、お金が得られたら…

と考えるのだという。

 

私も完全に後者の人間である。

 

やはり幸せは自己満足だ。

他人や世間体と比べるから不幸になる。

 

はたからみて幸せそうに見えるカップルも、実際の問題は本人にしかわからない。

 

 

幸不幸が考え方、マインドの持ち方、感じ方で変わるのならば、どう考えたって

「幸せを感じられる人」で生きていった方が生きやすい。

 

ここに気づいた時、そしてそれが後者の人間だと自分に自覚があるならば、

それを変えていこうとするしかない。

 

この価値観はその人が生きてきた環境に大きく左右されるとは思うが、

辛い環境で育ってきた人も自分の力でそちら側にいく人もいる。

 

私の当面の課題は、どうやってそちら側に行くか、になりそうである。

 

生きづらい生きづらいと思っていたら、原因があったんだなぁという話。

今回はただ思ったことをつらつらと述べていくだけのブログ。

 

3月から就活をしていたわけですが、四苦八苦しながらも7月末に就活を終了することができました。

そしてバイト三昧の日々を越え、私の就活も終えたことだし5人そろって地元の温泉旅館に旅行に行くことに。

 

毎度毎度のことですが、母には仕事の愚痴や、父親の愚痴をさんざん聞かされ…

また、父と母はとても仲が悪いので、二人の会話は基本的に皮肉と嫌味ばかり。

いつ一触即発するか分からず、聞いていていらつくし心配になる。

母は仕事場でうまくいってないようだ。

(ちなみに、父はアスぺルガー疑惑(私が勝手に)で、ギャンブラーで借金をよく作る。母はそんな父に苦労している。母曰く父は気分屋で感情もうまくわからず、子どもみたいなのだそうだ。でも母も母でアル中で酒癖がたいそう悪く家族全員に迷惑がられているので子ども的にはどっちもどっち。)

 

母は自己主張が強く、空気も読めない・読まないため仕事場ではお局様や上の人に嫌われやすいらしい。自己主張ができない私とは正反対である。

でもそんないやいやな仕事場で働かせているのは私である。なぜなら大学で一人暮らしをするために月ウン万円も仕送りをもらっているからだ。

自分自身もバイトをしているが、母の仕送りがないときつい…。

 

だから、さっさと社会人になって自立して母の重荷を減らしたいなあと思う。

私のために働くことがなければ、もっと心に余裕ができるだろう。

なんせ父は私が大学受かった時も姉が大学受かった時も、「学費はどうするんだ!!」と叫んだらしいので。(父なんだからおめーがなんとかしてくれよ)

(父の言う学費がどうするんだ、というのは自分は借金作ってて返すのもカツカツなのに、どうやって子どもの一人暮らしの金や学費払うの?ってことだと思う。君が借金がしなければ良いのでは、とは言ってないけど。)

責任感のある母、私が4年間のうのうと生きてられたのは母のおかげです。

素晴らしい大学生活が送れました。

内向的で自分のことしか考えていなかった私が、サークルに入って他人とかかわって、自分の悪いところも良いところも把握できるようになりました。

これは金がなくてバイトばかりしていたり、娯楽を楽しむ余裕がなければ分からなかったと思います。

 

父も父で他人とコミュニケーションとるのが苦手なはずなのに公務員としてずっと働き続けているし、母も働いてくれている。子どもとしては感謝しかないですね。

 

でもそれでも私がこの感じる違和感は…。

結局はどんなに私が助けてあげたくても、それぞれの人生でしかないってこと。

私は父母の子どもであるけど、私がどんなに頑張っても彼らの人生を変えることができないってこと。

私がどんなに頑張ったって父の一番の親友になれるわけではないし、

私がどんなに頑張ったって母のアルコール中毒を治せるわけではない。

 

 彼らが彼らの人生を変えたければ、自分の意思でどうにかするしかない。

父が新しい趣味を見つけるとか、職場の人とかかわろうとするとか、家族ともっと意思疎通をとろうとするとか。

母がアルコール以外のストレス発散を見つけて、アルコールを使わなくても他人に自分の悩みが話せるようになって、自分の時間が使えるようになって。

 

そうしたら、変わるのかな。

実家に帰って、大学の方にもどってくるといつも思い悩む。

姉と妹のこと、問題をそのままにして、置いてきちゃったなぁって。

姉はもう働いているけど、妹はまだ学生でしかも思春期。

 

 

これがひとつの生きづらさ。

 

二つめは実家からこっちに帰って友達と話していた時のこと。

「○○って聞き返し多くない?最初は話聞けない人なのかなって思ったけど。話は聞いてくれる感じだから、他に原因があるのかなと思って。耳鼻科とかいくとなんとかなるかもよ!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

前々から、飲食店のバイトでも違和感を感じていた。

私だけオーダーが聞き取れない。声だけで指示されても理解能力が遅い。

時々、話されて聞こえているのに理解の範疇までいかない。

これが、今回友達に指摘されてはっきりとしたものになった。

 

調べていたら感音性難聴というものらしい。

 

また、生きづらさが浮き彫りになったなぁ。

 

私はこれプラス、アトピーももっている。あとADHDの気が濃い。

 

 

 

 

問題は山積み、乗り越えないこともいっぱいある。

でもこうやって生きづらさを認識して、自分が生きやすいように生きられるようにしていくことが、重要なんだろうなぁと。

 

がんばろう~~~

 

 

 

 

母の呪縛から解き放たれるためにバリキャリになるのかなと、マイ・インターンを見て思った

今更ながら、マイインターンをみました。

劇場ではみられなかったので、見られてうれしい!

 

かるーく感想と考察を。ネタバレ前提なのでご注意ください。

 

 

まず感想。

監督いわく、出会うことのない二人の友情を描きたかったらしいです。

アンハサウェイ演じるジュールスも、ロバートデニーロ演じるベンも、どちらもとても良いキャラでした。

映画は主に新進気鋭の女社長として家庭も仕事も頑張るジュールスを、そばで見守るベンって感じで進みます。

ベンが本当に古き良き紳士で、とても素敵な男性でした。

もともとできる人なんだろうけど、70歳にもなるとやはり余裕が感じられますね。かなり魅力的です。

 

一方のジュールスは、社長として仕事も家庭も頑張りたいけど、うまくいかない。

会社が大きくなる一方で他の社員がついていけないのでCEOを雇うことを提案され、

夫の浮気が発覚するし・・・。

 

ジュールスは夫に浮気のことは問い詰めませんが、もしかしたら別れなければならないのかもと不安をベンに打ち明ける。

この二人別れてしまうのかな?と思っていたんですが、最後の方で夫がジュールスのオフィスに現れて、自白します。

「血迷ってたけど、君を応援したい。もう一度チャンスをくれ。」って感じのこと言ってました。

このシーンで私は号泣しました。笑

自分から打ち明けてくれたことが嬉しくて泣きだすジュールス。

そして、もう一度信じようとするんですね。

ジュールスだって裏切られて本当に悲しかっただろうに、もう一度信じようとする行為が、愛なのかなって。

また、夫も出来心で他の女と浮気しちゃったけどジュールスのことをもう一度支えたいと言えるところに、愛を感じました。

 

仕事も家庭もがんばってるジュールスを見て、素直に自分もいろいろなことに向き合わなきゃ、頑張ろうって思える作品でした。

 

 

続いて、考察。

考察については、ジュールスとベンの友情とかには触れません。

気になるのはジュールスの母の設定。

お母さん、ちょっと毒親気味で、なんでもかんでもジュールスに報告したがりみたい。

ジュールス本人も、「なんで私はましに育ったのに、お母さんはあんなクソババアなの?!」みたいに思っているシーンがあります。

 

ここで思ったのが、バリキャリ(バリバリのキャリアウーマン)の人は、親からの呪縛から解き放たれたくて、バリキャリになるのかなと…

仕事による自己実現ですね。

仕事で大成して、親からさっさと自立して、「ほら見てよ!お母さんなしでもやれたじゃん!もう子どもの何もできない、お母さんに言われるがままの私がないんだよ?!」と伝えたいんじゃないでしょうか。

 

脚本にこっそりこのテーマも入ってるんじゃないかと思った次第です。

雑だけどおしまい!

 

依存坊ちゃん男に見る、産後クライシス〜スザンヌを例に

スザンヌが夫との離婚を発表したのが、昨年2015年の3月のこと。こう書くとずいぶん前のように感じますが。

 
この時に、「産後クライシス」ということばをよく聞くようになった気がします。
NHKの番組がつくった造語らしいです。
 
今更ですが、これについてちょっと自分なりの解釈を言及します。
 

まず、産後クライシスとは

産後クライシスは「産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況」として、2012年にNHKの「あさイチ」という番組内で提唱された造語です。
 
いくラボさん(http://iku-labo.jp/childcare/4850/)の、「産後クライシスの原因や克服法まとめ」からその原因を引用させていただきますと、私は主にこの2つが気になります。
 
①子供中心のライフスタイルになる
②夫は今まで通り、親の自覚がない
 
ではなぜこの2つなのか。
 

産後クライシスは、結局大人になりきれてない依存坊ちゃん男のせいなんじゃないの?

 
私が提唱したいのはココ!!
産後クライシスは、大人になりきれてない、いわゆる依存坊ちゃん男に多いのではないかという話です。
 
依存坊ちゃん男とは…。
⇨親に甘やかされて生きてきて、家事もろくにできない。
彼女(妻)のことを何でもしてくれて自分に尽くしてくれる恋人としかみていない。
自分が自立する気はない(働いてれば自立できていると思っている)
主にこんな要素で構成されている男のことです。
全部当てはまってる人も、1コしか当てはまっていない人も、その気がありますよ。
 
(ちなみに…
依存女も、もちろんいます。むしろ世間的には、女の方が依存する生き物だと思われてるし、そういう子の方が多いかもしれない。
しかし、女の人は母性本能が目覚めてくるので、きちんと親になれるんですね。最初は戸惑うんですが、女の人は確かに親になっていくんです。まぁ、親になりきれずに子育てしていった場合、夫への依存が子供に方向転換するだけという最悪の場合もありますが…ここでは言及しません。)
 
 

じゃあ依存坊ちゃん男が夫になるとどうなる?!

 
この男が夫になり、子どもができると…。
嫁は、家事と子育てを両立するだけで精一杯です。ホルモンバランスも崩れるし、したことのない初めての育児。ママ友の関係にもストレスを感じているかも。
今までどんなに彼氏のためにキラキラした自分でいようと頑張っていても、さすがにこの状態じゃ無理。少し自分磨きもお休みしなければならない。
 
こんな状態で、先ほどの
 
①子供中心のライフスタイルになる
②夫は今まで通り、親の自覚がない 
これ、考えてみます。
 
依存坊ちゃん男は、今まで妻に依存していました。しかも、嫁はずっと自分のことを世話してくれて、夢中で気にかけてくれると思っていました。
しかし、嫁は子育てに忙しく、子どもをみるので精いっぱいです。
そうすると、依存坊ちゃん男は、今まで貰えてた愛情がもらえなくてスネますね。そうすると、外で浮気か、ギャンブルに走るかするんですよ。
 
それで、自分はまったく親の自覚もない。嫁に気遣いもせず、帰って寝るだけ。
むしろ嫁のことを女と思えなくなってね、扱いが雑になる。
そういう意味で“家族になれな”かったんですね。
 

まとめ

 
もちろん女の人にも非があることもあるでしょう。
しかし今回は、産後クライシスを引き起こしやすい 男の人 について考えてみました。
 
いやぁー、スザンヌの元夫で検索すると“スザンヌ 夫 クズ”って検索候補でてくるくらいですからね。
もともと女癖が悪い男だったんですねー…。
 
男を見る目は養いたいですね。
 
 
 
みなさん、依存坊ちゃん男とは付き合わないようにしましょうね。
 
自分が苦労しちゃいますから。

芥川賞受賞作「火花」だけじゃない。ピース又吉の笑えてどこか切ないエッセイ

自称ピース又吉のファンがおすすめ

自称ピース又吉のファン…といいつつも、まだ、今話題の「火花」を買っていません。

今回は、今話題のピース又吉の小説「火花」でなく、エッセイである「第2図書係補佐」「東京百景」について書きたいと思います。

「第2図書係補佐」は、本を紹介しつつ又吉さんの経験やエピソードを書いていく形式です。

「東京百景」は、東京での風景や思い出とともに又吉さんがエッセイを書いています。

名前のとおり、百篇あります。

 

暗いけど、なんだか惹かれる

買った当初(5年前くらい?)は、一篇一篇がすごく大事で、読み切ってしまうのがもったいなくてとてもゆっくり読んでいた記憶があります。

余談ですが、私が又吉を好きになったのは独特の暗さが気になったから。

ギャグは他の人にはないもので面白くて、読書好きということを何かで知って、もっと彼のことが知ってみたいなぁと思った。

ちなみに又吉さんは大阪から東京に上京してきて、今のように有名になるまで相当の時間がかかっているんですね。

当時の容姿や雰囲気が原因でアルバイトも受からなくて、本当にお金がなくて、古本屋のすっごく安い本を買って空腹を紛らわすしかなかったそうです。

その時の心理状況が、暗い。ものすごく。

 

そこに当時の私はとってもシンパシーを感じました。

まぁそのころ色々あって、自分の存在価値はない気がして。

学校で勉強だけをする日々で、好きでもない友達と話しながら、放課後は電車に揺られてすぐ帰って、家でネットをする日々だった。

私も当時ずっと鬱々として、晴れ晴れとした気持ちにどうしてもなれなかった。

ずっと行動ができない、変化ができない自分に鬱々としていた。

でも、又吉の本を読んで、「あぁ、暗くてもいいんだなぁ」と思えた。

だからとっても好きでした。

 

本編を少し抜粋

自分の話はこれくらいにして、本編。

たくさんお話があるので、その中でも好きだな~と思ったものを。

 

「二十八 明治神宮の朝焼け」(東京百景より)

綾部と出会った話です。長くはないですが、今のピースがこうやって結成されたんだなぁと思うと、なんだかほっこりします。今は又吉と綾部で相方格差とか言われてますけど、綾部には綾部のいいところがあると思うので頑張ってほしいです。(何様)

 

「四十二」(東京百景より)

パンサー向井がでてきます。昔から仲良かったんですね。今も同居してますけど。

 

「七十五 東京タワー」

又吉のお母さんがでてきます。

ここでは、幼い又吉は梨がとっても好きなのに、なぜか母が、又吉はリンゴが好きだと勘違いしていて、どんな時でもリンゴをむいてくれる。又吉は母の期待を裏切りたくないのでリンゴを好きなふりをするというエピソードがあります。

なんだか又吉らしいはなしですよね…。

最近授業で「心の休め方」というメンタルヘルスの本を読んでいたんですけど、

心が疲れやすい特徴として「親の期待に応えようとして」「自分を殺し」「他人に合わせて」生きてきた人は、自己主張も自分の生き方もできないから、というのがありました。

幼い又吉もけっこうこういう傾向があるのかなーと。

 

「七十六 池尻大橋の小さな部屋」

東京百景の中で一番長いかもしれない。

そして、一番素敵なお話だと思っています。

又吉の元カノさんがでてくる話。

出会ってから、彼女が体調を崩して故郷に帰ってしまうまで。

彼女さんはとても明るい人だったらしく、暗い又吉は彼女といるととても救われたそうです。でも彼女の優しさ、明るさに甘えてしまったのでしょうか、二人は依存関係になってしまい、最終的には彼女は体調を崩してかえってしまいます。

ぜひ読んでほしいんですが、その若さゆえの又吉の後悔と、どれだけ彼女に救われたのかが、伝わってきます。

少し泣きそうになりました。

恋人同士って依存しちゃう関係だとは思うんですけど、難しいですよね。

ということで、こんな感じです。

少しでも気になった人は、ぜひ読んでほしい!

又吉さんの人柄が分かります。

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「東京百景」ばかりから引用してきましたが、最後に、「第2図書係補佐」から

 

一番好きな部分、抜粋させていただきます。

 

十代前半の頃、何故か上手くいかない、もしかしたら上手くいっているのかもしれないけれど満足度は全く無い、いや上手くいってるわけがない、何が?解らない、何に悩んでいるのかがいまいちよく解らないのだが、とにかく胸の辺りにモヤモヤとしたものが絶えずあって、これが無くなればいいのになぁ、と思うのだけど、一向に無くならず、もう自分は駄目なんじゃないか?とか思っていて、誰にも相談なんかできなくて、そんな時に古い小説を開いたら自分がいた。そこに自分と同じようにどうしようもない人間がいた。その人達は皆自分よりも歳上だったから、まだまだ可能性はある、生きられる、と思った。

 

 

 

 

こんな経験ありませんか。

はてなブログ

はてなブログを始めてみました。

 

このご時世、SNSをやっている人は多い、というかほとんどですね。

ツイッターフェイスブック、タンブラー、ブログ…。

自分はすべてに登録しています。

 

特に、自分が好きな小説や漫画、音楽、映画、番組、言葉に出会うと

自分の感じたことを文章にしたい!と思う気持ちが結構強いかも…と思ったので初めてみた。

高校生からやってるブログはア●ーバブログなんですが

私の好きな文章を書く方々が大体はてなブログなので、登録してみようかなーと。

 

飽き性な私なので書く分野は本当にさまざまだと思いますが…。

 

好きなものはといえば

漫画(少女漫画から青年漫画まで 小さいころから大量に読んでました)、

小説(今はまっているのは西加奈子、エッセイでいえば又吉直樹)、

映画(ロボット、SF系が特に)ちな観に行くという行為が好き

音楽(邦ロックを中心に洋楽も少し)

 

あとは猫、パンダ、甘いもの、文房具(kakuno.ここいろ等)…

 

不完全な人間だということは分かっているので、日々自分を見つめなおしながら生活していきます。

その備忘録的なものになればいいかな。

よろしくお願いします。

 

 

とりあえずブログを定期的にかける「優雅で丁寧な生活」を目指します。